プロローグには『刺激』が大切。

 偏屈で不器用、「問題ない」が口癖の只野さんは、友人であるセシリア社の編集長から書いたこともない恋愛小説を書いて欲しいと依頼されます。

 そんな折、スーパーの店員であるまひるさんから生卵を頭からぶっかけられるという『刺激的』な出会いをします。

 ふたりの身に起きる『刺激的』な事件を機に、物語は大きく動き出していきます。

 只野さんとまひるさんを取り巻く人達も、個性的。
 思わずくすっと笑ってしまう場面もあり、どきどきするシチュエーションもあり、と最後まで物語の世界に浸ることができます。

 刺激的なプロローグを、味わってみてはいかがでしょうか。

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