宮沢賢治ファンならすぐにタイトルの意味はわかるでしょう。そしてもう一つのAIにつけられた名前の意味も。
自称、「ナニワの罵倒王」です。暴言を垂れ流すかなり無礼な人間ですので、取り扱いにはご注意ください。 京都大学文学部出身 大学の4年間は授業にあまり出な…
冒頭からオマージュが始まり、旧字旧仮名遣いに文体まで愛が詰まっています。物語も原作者と作者の視点が交錯していて、とても面白いです。確かに作者の視点に原作者は近いですよね。こういう共通点もあったんだと…続きを読む
賢治の昭和な世界観を残しつつ、舞台が未来で銀河をさまようAIたちが主人公というところがおもしろい。宮沢賢治が好きならニヤリとできる仕掛けがたくさん。文学を愉しんでいらっしゃるなあと、尊敬してしまいま…続きを読む
注文の多い料理店が大大大好きなので、冒頭でぐいぐいっと引き込まれてしまいました。旧仮名遣いで語られる未来の話、という着眼点に脱帽です。賢治の作品と繋がっている部分を発見すると、思わずにやりとさせ…続きを読む
ポスト宮沢賢治といったところでしょうか。湯葉氏は常に古臭い、しかし最も新しい世界を生み出し続けている。そんな気がします。
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