ある日神様が現れて、人々は全ての行いに点数を付けられるようになった。善行を働けば、加点を。悪行を犯せば、減点を。現世で貯めたその点数により、死後の行き先が決まる。天国か地獄か。そんな世…続きを読む
無思考な「形式主義」が蔓延する昨今、その功罪を効果的に切りとるには「偽善」はまさにうってつけの素材。そこに着目したこの作者の、センスの良さを感じます。《天上界の事情》《システム》《補正》とよく…続きを読む
レビュー本文、遅くなって申し訳ありません。プロローグから『人間レベル』という作品の設定を思い切り読者に提示してきます。会話形式にすることでかなり読みやすく、物語の中に入り込みやすくなっています。…続きを読む
非常に考え深いテーマを作中全体で表した素晴らしい作品。決して明るい話ではなく、また読み終えて納得できない人もいるかもしれない。 でも、それこそがこの作品が我々に植え付けたテーマであると私は思いま…続きを読む
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