家中の灯りを点けてと……お手洗いは我慢しますぜ!

怖いもの見たさ、という言葉がありますが、やはり読まなければよかったと唇を噛み締めながら布団にくるまっております。
暑いからとビールを飲みすぎた自分に、光速のパンチを浴びせたい。時間をさかのぼれるのなら。

文章巧者が描く作品は、いつの間にかその世界にいざなってれます。
恋愛の世界であれば、登場人物に共感し、笑って泣いてと感情移入していきます。
でも、この手のお話で感情移入していくと……

夏の夜、しっかりと両目を見開いて太陽が昇るまでこのまま過ごします。

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