へんな小説を書きます。「Y田A子に世界は難しい」「彼女は死んでも治らない」(光文社)「おにぎりスタッバー」シリーズ「6番線に春は来る。そして今日、君はいなくな…
動機や結論については、十分良く出来ていると思う。 最初、タイトルから「SF」だと思って読んだが、これジャンルは「ホラー」なんですね。ホラーとして読んだらこれは完全に100点だった。 とにか…続きを読む
あなたの存在は誰が保証してくれるのでしょう?
合わせ鏡の無限回廊へと急速に収斂する現実、ドロステ効果あるいはストレンジ・ループ、自己言及のパラドックスが最後の結末の一瞬に噴出し露呈する、小気味良い短編SF。
「この世界はシミュレーションである。しかもその演算は、そろばんのように単純な計算機によって手動で行われている」というジョークがある。これはシミュレートする側とされる側の時間認識の違いに立脚したジョ…続きを読む
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