荒ぶる神への生贄は、生きていると信じたい

熾烈を極めた迫力ある戦闘描写にハラハラしながら読み、ラストにむかうにつれて「この先、みんなはどうなるの?」と、心配してました。
でも、生き残った人たちがかつての仲間へ語りかけるシーンがとても印象的で、最後まで読めて本当によかったです。
主人公に関しては曖昧さが残るラストでしたが、読む人によって物語の結末を自由に変えられる、見事な終わり方だと思いました。

ほんわかした雰囲気も楽しめ、ハラハラする展開もあり、儚さも、希望も堪能できる素敵な物語をありがとうございました。

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