概要
『僕が何者だってかまわないじゃないか。場所は取らないしお役にたつよ』
現代にほど近いこの世界。
しかし、その裏側は大きく変質していた――。
レネゲイドウイルス。物質に作用し、人智を大きく超えた能力をもたらす力。
その拡散によって、人を超越した力を持つ存在……オーヴァードと呼ばれる存在が、明らかに増えている。
超常存在を隣人として生きるために。
世界は、変質を余儀なくされているのだ――。
――そんなレネゲイドが発見された場所、パンドラの箱が掘り起こされた場所にほど近い場所でひっそりこっそり生えていた苔。
何の因果か持ち帰られた先で、人格のある生命体にまで変化していることが判明。
万年ジャームの対応に追われるUGNにとっては、願ってもない朗報であった……。
しかし、その裏側は大きく変質していた――。
レネゲイドウイルス。物質に作用し、人智を大きく超えた能力をもたらす力。
その拡散によって、人を超越した力を持つ存在……オーヴァードと呼ばれる存在が、明らかに増えている。
超常存在を隣人として生きるために。
世界は、変質を余儀なくされているのだ――。
――そんなレネゲイドが発見された場所、パンドラの箱が掘り起こされた場所にほど近い場所でひっそりこっそり生えていた苔。
何の因果か持ち帰られた先で、人格のある生命体にまで変化していることが判明。
万年ジャームの対応に追われるUGNにとっては、願ってもない朗報であった……。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!軽妙な一人称と厨二ルビで綴られる――ダブルクロス(同類殺し)の物語
僕は普段二次創作は全く読まないし、二次創作を嗜むという習慣もない! そもそも『ダブルクロス』を知らないし、『TRPG』をやったこともない!
それでも、この物語は面白く――続きが気になる。
二次創作に興味がなく、『ダブルクロス』を知らないという読者諸君――ブラウザバックをする前にまずは1話、そして2話3話と読んでもらいたい。きっと、君も続きが気になるはずだ。
主人公は、苔人間のレネゲイド(僕もよく分ってないけど、とにかく不思議生物)のテイル君。物語は彼の軽妙でシニカルな一人称で綴られる。この一人称がかなり読ませる上に雰囲気が良いので、物語に容易に入ることができる。
物語自体はミステリ…続きを読む