クソつまらないレビューを書いている奴らへ
ありきたりな言葉でありきたりなレビューをわざわざ書いている奴らへ。
例えば、絵。
上手い絵、下手な絵。好きな絵、嫌いな絵。
そんなもん一目見たら大体わかる。
上手いか下手か好きか嫌いか簡単にわかる。
でも小説というのは一瞬じゃわからない。絵と違って受動的なものではないから。
集中して読んで自分の頭で考えて想像して情景を思い描いて伏線を読んでストーリーを理解しなければならない。
そこまでして、自分の人生の大事な時間を費やして読んだ感想が
「面白かったです。」
「感動しました。」
「泣けました。」
「笑っちゃいました。」
「よかったです。」
ですか?
もっとちゃんと言葉を選んで伝えた方がいいんじゃないですか?
せっかく面白いと思った作品なのに、そんな簡単な言葉で感想を伝えていいと思うんですか?
……答えは、イエスです。
それだけでいいんです。
さっきも言ったように小説は一瞬じゃ判断できない。
面白いのか、つまらないのか、どんでん返しがあるのか、ドラマティックな伏線回収があるのか、わからない。
最後の一行で全てが覆るほどの感動を味わえる作品もあれば、まったく面白くないけど、何十万字も続いてるものもある。それでも発表されて幸か不幸か誰でも読める状態にある。
それがネット小説。
短編だって読むのに5分くらいはかかるだろう。
イラストなら1秒で好きか嫌いかわかるのに、小説は単純にその300倍も時間がかかるんだ。
そんな時間をどこの馬の骨とも知れないネット小説家の作品に費やしてくれて、なおかつレビューまでくれるんだ。
ただ一言「良かった」という感想だって、そのレビューを書く段階までたどり着くのに、どれだけあなたの時間を奪っているかわからない。
だから、レビューを書いてくれる人には、感謝以外、ない。感謝あるのみだ。
本当にありがとう。
涙でぐっちゃぐちゃな中キーボードを打ってます。ゴメンなさいそれは嘘です。
今、またコンテストが始まって読者選考だなんだで☆が欲しいとかレビューが入れば宣伝効果になる、なんて声も書き手から出ているけれど、書籍化という蜃気楼に目がくらんでるだけで、本当は純粋に誰かに読んでもらえるだけで嬉しいものなんだ。
元々はそういう気持ちでいるんだ。
だから、読者に感謝しなければいけないし、読者の時間を奪っているんだから、必死に面白いものを書かなきゃいけないんだ。
まずはそこからだ。
一生懸命面白い話を書く。
それが、時間を割いて読んでくれる読者のためにできる最初の事だ。
ともかく、読んでくれる方、ありがとう。
どんなレビューだって嬉しいし、レビューが苦手だって星だけ置いてってくれる人も同様に感謝です。
全てのネット小説家は私同様そう思ってるはずです。勝手に代弁しただけです。
本当にありがとう。
今、涙でぐっちゃぐちゃな中キーボードを打ってます。
……ゴメンなさいそれは嘘です。
一生懸命、面白い話を書きます。
まずはそこから頑張っていきます。
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