子ども時代独特の人間関係や心理描写が丁寧に描かれていて、とても面白く読みました。途中からどういうラストになるかハラハラしましたが、いい読後感でした。
古典作品の訳やオリジナル小説、現代語の古語訳などを書いています。 [Site] https://yamanekoya.net
最初は些細な嘘から始まり、やがてそれが大きくなって収集が付かなくなり、ふと我に返って気付く本音。嘘と建前が当たり前になった今だからこそ伝わる乙女心というものがありました。嘘を付かなければ良かったと…続きを読む
想像以上に深かった。嘘で得た心の安定は、嘘でしか守れない。そう考えると、胸が詰まる。自分に気付いたのか、それとも、自分のさえも騙したのか。あっさり読めて、読みやすく、それでいて深い。…続きを読む
「何故人は嘘をつくのか?」を私なりに考えてみました。「人から良く見られたい」それが私の答えです。 人に自分を良く見せたい時、人に見られたくない自分を隠す時に人は嘘をつく傾向があります。 そして…続きを読む
時によってやさしさといのは相手を苦しめるものになる。しかし、やさしさを当てられた人はただきづいていないだけなんだ。本当はもっと優しくしてほしいんだ。僕はこの小説を読んでいる間、ずっとそんなことを考え…続きを読む
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