この文体、この匂い、これはもうクトゥルー神話に他ならない。ラヴクラフト全集を読み漁り、あの恐怖に体をふるわせていた、あの頃が思い出される。これは、本当にいいぞ。
高校生の頃から大学を卒業するあたりまで、小説を書いていました。 「銀河飛行船」という同人誌に長編小説を連載したり、 その連載していた小説をまるまる赤の他人に「…
由緒正しき「クトゥルー神話」の一作。古典的、とも言える。だが それがいい。ものすごくいい。これがクトゥルー神話の小説の醍醐味なのだ。一歩、また一歩階段を上るように謎が深まり。1…続きを読む
重厚な文体で語られるクトゥルー神話。ミスカトニック大学やラバン・シュリュズベリィなど、ラヴクラフトの名作を思わせるワードが幾度となく登場するが、どれも地に足のついた言葉として素直に入ってくる。作者の…続きを読む
かつてラブクラフト氏の小説に胸を踊らせ、自らの銀の鍵を手に神話生物を夢想した諸兄には馴染み深い、クトゥルー神話の最新鋭である。その文体の端々から感じられるラブクラフト臭(失礼!)は、とりもなおさ…続きを読む
本作には、筆者あらすじにもあるように、魅惑的なクトゥルーガジェットがこれでもかと投入されている。アーカムを筆頭にネクロノミコン、ミスカトニック大学、インスマス面、ダゴン秘密教団……。そして「ルル…続きを読む
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