王道のハイファンタジー。敗走の王太子に活路はあるか?

 15歳まで王太子として何不自由なく暮らしてきた主人公アルナー。
 ある日不意に、父王から隣国との要塞へ行くよう言い渡される。
 不審がりつつも一行は要塞へ出立。その行く手には――――

 一方主人公が不在の時、歴史の陰にしか存在しないはずの魔術師が登場。『アルナーを返せ』と王に迫る。
 隣国同士の戦乱、多くの出会いを通して主人公がどう成長していくか。
 また隠された来歴にどんな秘密があるのか楽しみ。

 小細工なしの、骨太なハイファンタジー、ぜひどうぞ。

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