カメラマンの主人公はホームレスの写真を撮るため、ある老人に声を掛ける。
その老人は撮影を拒否するが、かわりにピカピカの500円玉を見せてきて……。
主人公と同じく……わたしもホームレスの老人を心から信じていました。
そして、いろいろ判明したあとも最後までずっと信じていました。
主人公とホームレスのやりとりは大変秀逸だったため、そこに猜疑心を抱いたわけではないのです。
きっと作者様の文体や雰囲気が良いからなのだと思います。
結末も本当にすっきりと嬉しい気分になりました。
このようなとても優れた作品に巡りあえて、わたしも幸せですー!
ありがとうございました!^-^
面白いっ! 素敵なお話!
ホームレスが持っている財布は魔法の財布だった。
毎日、1枚、星のようにピカピカの500円玉が入っているという。
主人公はその魔法の財布に惹かれ……。
ネタバレしてしまいそうなのであまり詳しく書けないのですが、主人公とホームレスとのやりとりがメインです。
そのストーリーの進め方が巧みで、自然と主人公側の感情に同意していく読者が多いと思うのですが、そのタイミングで魔法の財布のトリック、さらにはホームレス側の話へと展開していきラストへ。
全てがきれいに線で繋がるストーリーで、読後のすっきり感は半端ないです!
星のかけらは本当だったのですね♪