本を愛し、本に愛された作者。

私は、人が本を選ぶのでなく本が人を選ぶのだと思ったことがある。この作者、その理論で言うならば本を愛し本に愛された人だ。相思相愛、それに尽きる。
どんな恋より狂って本を読む時期を持った人は、本当に幸せだと思う。その期間は絶対に人生の一部分、しかも限られた人にしか贈られないのだから。
どんな挫折を経験しようと、それもひっくるめてその経験は全て本と出会った人間しか体験できない期間限定スペシャルメニュー。まだ経験してない人はしてほしい、この文章に書かれている全ての感覚を。

ちなみに半月、私も読みました。
懐かしいです。

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