昔、夢中で本を読んでいる時に、残りのページが少なくなることがとても悲しかったことを思い出しました。その折々の作者の気持ちが、リアルに伝わる物語です。
教科書じゃない、文字だけの本がいろんな色や景色や音を出してくれたなぁ、と自分が興味を持って本を読み出した頃を思い出します。なんで小説が好きになったのか、最初の気持ちを思い出させてくれる、そんな物語…続きを読む
青春の記録。それを少し離れた所から綴ったものでしょうか。共感を持って読みました。察するところ、今も書くのがお好きなご様子。そして今はカクヨムもありますし、気楽に書くのもの一方かと。それがあまり…続きを読む
私は、人が本を選ぶのでなく本が人を選ぶのだと思ったことがある。この作者、その理論で言うならば本を愛し本に愛された人だ。相思相愛、それに尽きる。どんな恋より狂って本を読む時期を持った人は、本当に幸せ…続きを読む
私はまだ創作を諦めていない側ですが、部屋を自分の買った本で埋め尽くしていく愉楽、物語に耽溺する快楽には深く共感しました。欲を言うと、感銘を受けた本や作家についてもう少し具体的に掘り下げた記述が読…続きを読む
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