目が離せない死闘、空飛ぶ害獣パンツVSパンツ狩りの少女たち!

えっと、わたしの気が狂っているわけではなく、本当に↑のとおりなんです。信じて下さい。

色鮮やかに空を舞うパンツたちは、人間に危害を加え、やがては廃人化させてしまう悪しき害獣。
そんなパンツに立ち向かうのは、悲痛な過去を胸にバトルアックスを振るう少女・織野小春。

ガワだけ聞けば、正気を疑われかねない内容ではあります。
しかし、描かれる世界・繰り広げられる戦いは極めてシリアス。
戦闘描写のそこここに相手がパンツならではの工夫が盛り込まれ、
小春ちゃんが峻厳な覚悟で戦えば戦う程、異常な絵面が想起されて笑いが込み上げてきます。

――あるいは、この作品こそが真のパンツなのかもしれません。
『害獣パンツ』。『パンツを狩る下着屋(パンター)』。『悪の組織・下着同盟(アンダー・グラウンド)』。
それらの強烈な単語は言わば、ひらひらと揺蕩いわれわれを惑わせる蠱惑的なスカートのよう。
しかしてその薄布の向こうには、正統派な戦闘描写(純白スタンダード)・魅力的なキャラ(水色ストライプ)・クスリとくるギャグ(ピンク水玉)・シリアスな過去(オトナな黒レース)など、様々な絶景が待っているのです。

さあ。
貴方もこのページ(スカート)を捲り、めくるめくPANTS-de-micの世界(パンツ)を目の当たりにしましょう。

※このレビューは犯罪を教唆するものではありません。

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