独特の語り口で物語は進められていきます。書き手は感情を一切持たず、目に映る世界をそのまま写生するような、文体。悲鳴をあげる恐怖ではなく、後からジワリと背中に一筋の汗が流れていたことに気づく、そんな物語です。怖いなぁ……
不用意に読み進めると待ち受けるのは凍てつく結末。覚悟せよ。
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