復讐のはずが、思わぬ展開に…びっくり。自分を認めてくれる存在に好意を持つのは実に人間らしい。こんな世界なら私は生き残れないかも。
晴見 紘衣(はるみ ひろえ)です。 影のあるハッピーエンド、光のあるアンハッピーエンドが好きです。 『白矢の雨』短編の代表作 名刺代わりの一作。日本昔話の…
メチャクチャなようで妙な説得力があっておもしろいです。 いきなり原発の話が出てくるのも、台詞はおバカなのに、人間の頭ってこんなもんだよなーって感じで。 ブッ飛んだ設定の中にしっかりと心を掴まれ…続きを読む
まず読んでみて、序盤からさまざまな違和感を感じます。言ってしまえば、この物語のキモはそうした違和感を読者に持たせることが非常にうまいということに尽きます。果たして石井という芸術家の予想通り、「…続きを読む
メディアアートによる殺人の肯定、というアイデアは非常に面白いし、主人公が対峙する立場からあっという間に鞍替えしてしまうのも、興味深い。ただし、治安上の観点から見れば、作中のSCAMという団体及…続きを読む
俺自身にアート、その歴史に関する造詣があったら、もっと「あるある」という感じで面白いのかなと思いつつ、造詣まったくない俺でもゲラッゲラ笑いながら読めたので万人向けと思います(万人、というのをアート…続きを読む
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