タイトルから結末まで全てブッ飛んでる。

 メチャクチャなようで妙な説得力があっておもしろいです。
 いきなり原発の話が出てくるのも、台詞はおバカなのに、人間の頭ってこんなもんだよなーって感じで。
 ブッ飛んだ設定の中にしっかりと心を掴まれるリアルさがあります。

 印象派もメディアアートも初期に受けた扱いは同じようなものだったと繰り返し語られるのが、権力を味方につけてしまったメディアアーティストもいずれは印象派の年寄り達と同じような終わり方をするのだと暗示しているようでした。

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