復讐劇、まさかの結末

この復讐劇の結末が、復讐対象そのものの肯定であることが驚きでした。
主人公が徹底的に復讐対象をバカにし、しかし結果として復讐対象に魅入られることによって、復讐は終わりを告げた。
信じていたアートが崩れ去り、メディアアートに縋りつく主人公と、そのメディアアートの陰謀の不釣り合いさが印象的でした。

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