概要
青春の小編
片思いの熱と戸惑いを描いています。
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- ★ Good!最後にホッとしたいあなたへ
「片思いの至福とでも言おうか、一瞥しただけで僕の中は彼女で溢れるのに、僕はシャッターを開けたままのカメラのように彼女だけを凝視し続ける。」
この一文が気に入りました。瞬きを忘れるほど見つめてしまう、そのような片思いの心情が伝わってきます(落ち着いてイメージすると、「〜のに、僕は」という接続に疑問符が付きますが、『すでに溢れるほど見ているのに、なおも自分は彼女を見飽きない』ということかもしれないと推測しました)。
しかし、こんなに見つめていたら、相手に気づかれてしまうどころか、周囲からも変な目でみられないかしらと「僕」を心配してしまいましたが、そこを最後に「彼女」が掬いあげてくれたので…続きを読む