百合だと思ったらノーマルだった。

作者 秋保千代子

★★★ Excellent!!!

タイトルがすべてを体現するガール・ミーツ・ボーイ!

ちょっと女子力低めな主人公・桃子(とうこ)さんは大学生。
語学の講義で彼女は出逢ってしまうのですよ。
前の席に座ってる超綺麗な女の子・千尋(ちひろ)さんに!
で、たまらずお声がけしたら千尋さん、実は女装子さんだったのです!

……と、いうだけだったらよくあるお話なわけですが、もちろんそれじゃあ終わりません。

千尋さんは別に心が女子なわけじゃないんです。
彼は大事なもののために女装を選んだ、実に男前な人なんです。
だからこそ桃子さんは千尋さんに——千尋さんも女装の奥にあるほんとの自分を見てくれる桃子さんに惹かれていきます。
すごい波があるわけじゃなく、ドラマがあるわけでもないけど、その流れがすごく自然で。
ああ、「出逢い」ってこういう感じよねーと納得しちゃうわけです。

4794文字って短いストーリーですが、ひとつの恋愛がぎゅっと詰まったいいお話です!

(必読!カクヨムで見つけたおすすめ5作品/文=髙橋 剛)

フォロー機能を活用しよう

カクヨムに登録して、お気に入り作者の活動を追いかけよう!