舞城王太ろ…じゃなかった

題名を見たら即座に浮かんでしまうであろう舞城王太郎。
パロディなのかな、と思ったけど別段そうでもないライトなミステリー掌編でした。

舞城の「煙〜」なら、英語を巧みに使いこなす帰国子女の医者がマザファッカ連呼しながら猟奇殺人犯を追わなきゃいけないもんな!!

…本作は、おいしそうなケーキに目を奪われ、舌鼓を打つ間に、ポーチが紛失してしまったという謎を追います。

なんてことだ!それはそれで大変だけど元ネタとは程遠すぎるぜファック!

とても落ち着いた文章と会話でつづられる、ちょっぴり小粋な謎解きをお楽しみ下さい。
とても身近な日常ミステリーです。