★
0
概要
今際の折に見た夢は――あなたでした。
人魚族の末姫ミリルートは海から顔を出す岩の上に座るのが日課だった。そこにいれば見えるような気がしたから。
届きそうで届かないもどかしさから伸ばした手を、その日掴む者がいた。
人魚の姫と人間の王子が織り成す一時の至福。
それは、交わることのない時だったからこそ幸せだった。
※ヒロインの設定上、自虐的発言があります。残酷・暴力描写は保険です。
届きそうで届かないもどかしさから伸ばした手を、その日掴む者がいた。
人魚の姫と人間の王子が織り成す一時の至福。
それは、交わることのない時だったからこそ幸せだった。
※ヒロインの設定上、自虐的発言があります。残酷・暴力描写は保険です。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?