慈愛と復讐の間

登場人物がたくさん出てきて混乱するのと、話の内容を把握するのに疲れることを除けば、面白い作品。

短編として一話一話をもっと短くサクサク読めれば、好みなんだけどなぁとおもいました。

取り替えられた二人の赤子。その運命は過酷な宿命となって交錯する。

慈愛の女神が生まれる時、復讐の女神もこの世に生まれる。

ある貴族の家に産まれた娘は黒髪黒い瞳の愛らしい赤子だった。だが、彼女はその家に幽閉されていた魔女の娘と取り換えられてしまい、親から引き離されてしまう。

魔女に強いたげられながらも、健気に生きる彼女はある日ルーファスという少年に出会う。彼に名を付けてもらい、幸せな時間を過ごしていたのだが…！？

おとぎ話のようなストーリーです！二人の少女の運命はいかに…！！

「違う、お前じゃない！」

と、何度も言いたくなるような、
不思議なお話です。

魔女はとても悪いことをしましたが、
その反面、後悔や我慢と、ぐるぐるな感情もあるのも、

こちらこそ少し許しそうになってしまいます。

この二人の運命がすれ違う時がとても楽しみです！

大人向けの童話を読んでいるようで、とても面白いです。

乳母によって取り替えられた二人の赤ん坊。公開されている5話を読んだところですが、最初からハラハラする展開です。

この先、二人がどのような運命をたどるのか。気になります！