七の七倍、つまり823543倍面白い!(それは七乗だ)(興奮のあまり)

やってくれたな〜〜!!! やってくれちゃったなこの〜〜!! 完璧! パーフェクト! 他になんか言うことある? ないです。素晴らしい!
これ読まないのマジで人生の損なので、頼むから読んでくれ。良かった〜〜!!

以下従前のレビューです。

 とりあえず収束の話をすると、異常な現実があって、しかし異常でもそれは現実なので、その中に生きている人はその現実を疑うことなく日常として消化していき、そのギャップが面白い、というのが基本的な構造で、そのような非日常的日常が最後に「収束」していくというのがすげえなんなのこれ、という異様なカタルシスを生むという話である。
 だからまあ、さして長くもないし、どう「収束」するのか、この訳の分からない世界が、ということを考えながら読んでみるといいと思う。それでもたぶん、「そこかよぉ」「それかよぉ」という嘆き・驚きは発生すると思う。真剣であればあるほど、このカタルシスは増すのではないかと思っている。ちょっとやってみてくんないですか。

 で、これでフォーマットを掴んで「人生」を読む。二段落目でだいたいやられる。中毒になる。麻薬と同じだ。気が付いたら最後まで読んでいる。そういう感じになると思う。傑作でした。

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