なにげない日常にちょっとしたイベントが起き、そこからの努力に、頼もしい人脈が絡み、白熱クライマックスからの見事な達成感。そして最後は余韻にえがかれたこれからのワクワク感でしめる。完成度の高い作品です。追伸:読後用自己紹介、吹かずにいられません。
評価の星を4つか5つ付けたい。私にそう思わせた傑作です。私はスポーツ観戦が嫌いな男で、自分で動くのもラジオ体操くらい。ボクシング試合は映画「ロッキー」でしか見た事がありません。そんな男でも、本作品…続きを読む
同作者様の『前に進めば痛くない!』の方は漫画やアニメ版が想像しやすい雰囲気だったのに対して、この『右カウンター赤道より』はまさに登場人物、世界観、ストーリー、どれをとっても実写版が容易に想像できて…続きを読む
とにかく一気に読み進めてしまいました。 情景、各ラウンドの光景が脳裏に浮かぶような描写。 各キャラクターの心情、過去の経歴が浮き彫りになり、物語に華を添えます。 そして、予期せぬ事件。 そ…続きを読む
生きる意味を失い、これまでの自分を離れて遠くへやってきた主人公。赤道の太陽の下みつけたものは……。逃げてきたと思っていたかつて生きてきた道だった。逃げ出したいと思った時から葛藤が始まり、葛藤があ…続きを読む
もっと見る