なにげない日常にちょっとしたイベントが起き、そこからの努力に、頼もしい人脈が絡み、白熱クライマックスからの見事な達成感。そして最後は余韻にえがかれたこれからのワクワク感でしめる。完成度の高い作品です。追伸:読後用自己紹介、吹かずにいられません。
ジャカルタの33歳のボクサー、ロニーのもとに、日本から若手ボクサーとの試合の依頼。やる気のなかったロニーが、奮起する。とにかくプロローグを読みましょう。私、ボクシングは全くわかりませんが、…続きを読む
ボクシングにかける男の情熱と熱意そして葛藤。とても感動しました。試合シーンがとてもわかりやすく情景が浮かびました。とても面白かったです。
砂埃が舞い空気が少し汚れた感じの世界観で(というかインドネシアで)おじさん二人がボクシングに熱を入れていく二時間ドラマを、大きいスクリーンで観ているような感覚でした。ボクシングの内容は私はさっぱ…続きを読む
本作で取り上げられたボクシングに限らず、私たちが普段目にする試合には、鍛錬、苦悩、故障、恐怖、葛藤、友情、声援――言い尽くせないほどの裏側があるはずだ。これはそんな裏側を克明に描き出した、ドキュ…続きを読む
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