これは癒しの怪談話。そしてリアルな動物との距離感でもある。

素敵なお話ですね。
動物との死別は寂しく、大きな喪失感を伴います。しかし何故かそこには悲しいという思いは無く、むしろ爽やかさ、清々しささえ感じます。
第8話にそれが集約されていると感じます。

これは、動物との別れを経験した者にとっての、リアルな心象風景。
因みに筆者は先日、大切な愛犬を亡くしたばかり。

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