暖かくも切ない、一見何の関連性もなさそうなエピソードがどう繋がるのか、??と思いながら読んでいたのですが、最後の章で、うん、分かりました。やられた。という悔しい快感を味わいたい方、お勧めです。
某大学ミス研出身。群像新人文学賞1次予選通過。第1回GOODレビュワー受賞。 『諜報員明智湖太郎』にてwebコン現代ドラマミステリー部門中間選考5位突破。ミス…
最初はすらすらと読める楽しいSF短編小説でしたが、ラストへ進むにつれて全ての物語が必然的に吸引されるような締め括りに鳥肌が立ちました。一つ一つの物語のオチや意味は勿論のこと、この『にごろあまた』に…続きを読む
内面重視の文学とは違った目線でいいです
私はアクションものでもない限り、SFはあまり見ないのですが楽しく読めました。 様々な事情を抱えたヒト達の記憶を辿る、前半の短編集。ある島が舞台となっている後半の長編と別れていて、それぞれの話は…続きを読む
もっと見る