暖かくも切ない、一見何の関連性もなさそうなエピソードがどう繋がるのか、??と思いながら読んでいたのですが、最後の章で、うん、分かりました。やられた。という悔しい快感を味わいたい方、お勧めです。
某大学ミス研出身。群像新人文学賞1次予選通過。第1回GOODレビュワー受賞。 『諜報員明智湖太郎』にてwebコン現代ドラマミステリー部門中間選考5位突破。ミス…
いくつかの断片的な短編が重なり合い、ひとつの大きな長編へとなっていく。小さな支流が集まり大河となるような、壮大なひとつの物語の流れが、そこにあります。正直、とっても面白かったです。こういう構成の…続きを読む
どんな過去の出来事も全部覚えている、明るく愉快なネコミミ人工知能の「にごろあまた」。彼女が語るのは、アンドロイドや人工知能、ロボットが織り成す少し不思議な、でもどこか優しい物語の数々。動き続ける…続きを読む
とにかく、文句なく面白い!名翻訳者の筆による海外古典名作SFを読んだ後のような、心地よい気怠さに襲われました。難解さを排除しつつ、会話や展開の小気味良さ、人と人工知能の悲哀、練りに練った設定、な…続きを読む
にごろあまたちゃんの掛け合いが面白いです。
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