web小説で本当に『数字』が欲しくなった人は読むべき。
ワイみたいな「趣味程度で書きたいけど数字は欲しいんや。うまく行けばカクヨムのリワードで儲かるかも!」な人にとっては丁度いい教材です。
もし今まで数えきれない程の小説を書くもPVもレビューも伸びず、やっとこさでコレにたどり着いた感じの書籍化志望作家様は、正直小説家としての適正が無いと思います。
大昔に書籍化を目指すレベルで書き始めた頃のワイですら、ここに書かれた内容は当時の時点で知っていた程の基礎的な知識であり創作論です。
基礎の基礎しか書かれていません。
なので、沢山書いた後になって、初めてこれを読んで衝撃を受ける人がもし居るなら、正直筆を折った方が幸せだと思う。
そういうガチ勢はともかく、趣味程度で小説を書いて、ある程度バズって承認欲求を満たし、そしてリワードが欲しいって感じの人なら、この教材は多分読んだ中で一番出来の良い内容でしたので勉強してください。
ちなみにワイは書籍化志望じゃありません。
昔は頑張ってみたけど、いろいろあって筆を折った身です。
今はガチの趣味として承認欲求を満たす為に、ある程度の数字を追いかけながら小説を書いています。
そんなワイみたいな趣味人で、尚且つ数字を最近になって追いかけ始めた初心者の方には、うってつけの教材でした。
ちなみにですが、ワイの言う『数字が多い』とはどういう事か、一応説明しておきます。
数字が大きいとは、それすなわち小説としての人気度が高いという事です。
例えば★レビューが同じ12個でも、投稿話数が60話と5話では意味合いが違いますよね?
同じ★レビュー12個で小説フォロワーが20人でも、PV数が700と200で差がある小説では、200PVの小説のほうが数字が多い事になります。
この教材は、そんな『数字』を追いかけ始めた人達に送る最高の教材です。
ぜひあなたも読んでみてはいかがでしょうか。
アマチュアで10年以上小説を書いている者です。
分かっていることもあり、改めて自分を見直すこともあり、大変楽しく読ませていただきました。
小説を書いて自分だけ読んで楽しむのなら全く必要のない作品ですが、ネットで公開したりコンテストに応募するなら必読だと思います。
なぜなら小説を書く側は素晴らしいと信じていても、読む側にとってはそうでないことが多々あるからです。
独りよがりの小説は誰も評価してくれません。
とはいえ、自分が読みやすくて面白いと感じるように書くことも大事ですね。
改めて書くことについて考えさせられました。ありがとうございます。
蛇足かもしれませんが、ターゲットになる読者を意識して書くのも大事かなと思います。
ジャンルはもちろんのこと、読者さんたちにどれくらい読書経験があるのか。会話文が多いライトなものが良いのか、それとも地の文が多い重厚なものが良いのか。人物や情景の描写は細かい方が良いのか、読者の想像にある程度任せる方が良いのか。
人気の異世界ファンタジーでもプロの作品は書き方に違いがあるので参考になります。
それから豆腐メンタルな作家さんたちへ。
厳しい批判をいただいたときは「そうですね。感想をありがとうございました。」とさらりと返しましょう。
豆腐でも最低限の礼儀は見せておいた方が、後々面倒なことにはならないと思います。
そして有難い感想の時は感謝の心を最大限に表しましょう!
久々に物語の世界に戻ってきた私だが、少しばかり感想を述べたいと思う。
物語るための方法について、プロ・アマチュア問わずに様々な方が語っている。かく言う私もかつては自分の信じる創作論について語ったものである。
本書において特徴的なのは面白い小説を書くことを主眼にしていない点だ。もし、面白い小説を書くことを指向していたら、その時点で読むのをやめて無関心となっていただろう。
うまい小説を書くには、を念頭に問いと回答・解説を繰り返す本書。ものを書いたことがある人なら(無意識であっても)必ず立ち止まった問いかけが並んでいる。一般的な問いかけである性質上、解説された技巧の解説に物足りなさを感じてしまうことがあったが、基礎を思い返すという点においては十分だった。
面白い小説を書く作家には、作品にファンがつく。ウマイ小説を書く作家には、作家にファンがつく。久々にストーリーテリングに戻ってきた身としては、お前の文章が読みたい、お前の表現が読みたい、と言わしめたいものだ。
著者に対してもだが、本書を読んでうまく書く技術に興味があるならば、ある書籍を勧めたい。デイビット・ロッジの「小説の技巧」である。海外の小説の一説を取り上げ用いられている技を解説している。
ストイックに小説を書きたい人へ送る作品……かと思ってたら、一部の人をブチギレさせる凶器だった。
私も「だらだら小説を書きたいけど、しっかり作り込みたいし参考としてちょっと読んでみよう」と最初は意気込んでたものの、終盤あたりから急所を的確に突かれ、読み終わる頃には「テメーに言われなくてもわかってるわこのクソ作者ァ!」と豹変する始末。(暴言失礼しました。でもこれこそが実際に思った感想なのです)
痛いです、それはもうすごく。しかしそれでも星3つ付けてしまうあたり、この作品を認めているんだなと自覚します…
作中のそれとはちょっとちがう、『人を不快にさせるけど、評価されるべき作品』だと私は思いました。
最後の設問はどうしましたか?私は皆殺しを思いついてしまいました。なんて恐ろしい!!
ここに書かれているすべてに納得することはできないが、そういう考え方もあるのかと視野を広げるにはいいかもしれない。
作者さんはこれを書くのに多大な時間を使ったことだろう。
その努力にはたくさんの拍手を送りたい。
ただ、この作品をひとつの読み物としてみるならば、質問形式が少々面倒だと思った。
作者さんが言いたいことははっきりしているのだから、ポイントだけ箇条書きにして、それについて述べる書き方のほうが読みやすいのではないだろうか。
質問の答えを考えながら進むと、正答がぼかされて放り出された感を味わった部分も複数あった。
質問を投げかけられた以上、答えを求めたくなる。どちらでもいい、と返されると、すっきりしない思いがたまるだけだ。
裸の王様のラスト、私はどれも選べなかった。
自分ならば、「パレードをやめて、服を着て帰る」にする。
私は、王様が誰を罰するとか、子供をほめるとか、そういう考えは全く浮かばなかった。
絵としては、周囲がうろたえる中、王様は苦い顔でパレードを中止命令を出し、黙々と服を着て帰る、という感じで。
早急に現状を改善。原因責任追究は後で家来がやる……ではだめだったか。
「どれでもない」という選択がなぜ存在しないのかがよくわからなかった。
小説の世界は奥が深く、どんな質問にもおそらく正解などないのだろう。
妄想の産物なのだから、自由に書けばいいはずだが、人気作品には「読みやすい型」のようなものが存在することは、私も前から感じていたことだ。
内容も、書き方も。
読みたいと思わせる「何か」があり、読み続けても苦にならない文の流れがある。
そのいくつもの「型」を示そうとしたのが、このエッセイだと思う。
勝手な感想、失礼しました。文、長いですね。すみません。
読んではならない、と言われてしまうと読んでしまいたくなるのは人間の悲しい性ですが、今回に限ってはいい自己啓発になったと思います。
作者の方なら多かれ少なかれダメージを受けてしまう内容ですが、そのダメージは成長するために必要なものです。言わば、成長痛です。
痛みの伴わない成長などありえません。
もっと言うなら、痛みの伴わない成功などは絶対にありえません。
「ありえない、なんて、ありえない」という言葉がありますが、この事柄に関してだけは「ありえないはありえる」のです。
なので、本気でプロの小説家になりたい方は是非、一読されるべきだと私は思います。
うん、ホントの初心者だと曲解してしまう可能性がある事柄を取り上げていますよね。
設問形式になっているのが、この手の文章指南書にしては珍しいです。内容も人をガシガシ選ぶでしょうし。
この作品はまた、”易しく噛み砕いて”という初心者向けの配慮が削ってある分、書き慣れている人にとってはストレートで余分な遠回りがないという事で、よくある指南書の、読んでいて飛ばしたくなるというウザさがないです。
初心者向けの指南書では何も吸収できなくなったという作者さんにお勧め。
【問い8】例8
回答の一例:俺は家への帰路を取り、Aは商店街へ向け、そうして二人は同時に駆け出した。
二人の会話はすんなり書けても、三人以上が一堂に会している場面の描写は難しいという話を実例交えて親切に解説してあります。(巧い作者は三人以上で会話をさせます)
そういう話が満載です。チェックシート付き。