二つの物語が交錯する時。その時こそ、真実の物語が加速する――。

少子高齢化により、地方自治で運営される警察局で働く女性・一ノ瀬の物語。
同僚の佐伯とともに、上司から命じられた内容は、保護された少女・知里の身元を探ること。

一の章と名づけられた一ノ瀬の物語とは別に、全の章で語られるのは、すべてが管理された『村』で暮らす三人の子ども達の物語。

交互に配された物語は、やがてひとつの大きなうねりとなり……。

惚れ惚れするような美しい文章で紡がれた物語に、余計な言葉はいりません。
どうぞ、ぜひ読んでこの驚きと感動を味わってください!



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