この目の、手の届く範囲でいい。

それだけのひとが自分より少しだけでも不幸せなだけで、幸せになれる。それが、女の子。それが世界のすべて。

愚かでずるくて汚くて、だけどそれが惨めなほどいとおしく感じるのは、否定できない思いが自分の中にもあるから。まるで自分を見ているようだから。
だからこそどの主人公にも、どんな主人公にも、さいごはハッピーエンドを望むんじゃないかなぁと思います。
あ、でも共感できる子に限っちゃうのかな。

自分もこの年の頃に戻ったような気分になって、最後まで見届けたいと思います。

あとタイトルとか文章のセンスは見習いたいです。素敵です。

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