色はいつだってそこにある

光の波長を操り、色彩の幻惑を引き起こす魔術『色彩術』。

その一族の出である阿保渡と、彼が告白した少女の妹である美憐との少し不思議なミステリー風バトル、という一風変わった作品です。

また、多様な美術知識を物語の展開に合わせて教えてくれるので、何だか勉強になる気がします。

色彩術に関わる以上、彼らはこれからも色と美にまつわる事件に巻き込まれる事でしょう。
物語の後、彼らが歩むだろう未来に希望がある事を願いつつ。

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