キャッチを見てバカだと思ったあなた。中身はもっとバカで、だけどアツい

ねえ、もう、勘弁してくだせえよ。
バカは休み休み言えってな言葉がありますが、この物語はいっぺんも休む暇なくずっとバカなもんで、バカな状態が普通になっちまうんでさあ。
もう、オイラどっちがバカなのかわかんなくなっちゃったよ。

しかしこのとんでもねえ世界観をきっちり描くテンポと勢いというのはもう、さらにとんでもねえ。
読んでるだけで頭の中に活弁士が出てくるってえ寸法よ。
そして特筆すべきはやはりそのセンスあふれるネーミング!
やれ雑魚場レギンだ、やれ歯牙直哉我だ、またもやどうにかなっちまいそうなくらい頭に残っちまう。
各話のラストに次回予告が入るのも親切すぎて涙が出てくらあ。

おっ、そろそろ追手の脚音がちかづいてきたようで。脚がつく前にひと脚はやくあっしは失礼いたしやす。

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