鹿島 茜

水の世界に住む男と陸の世界に住む女。違う世界に住む二人が恋に落ち、結婚するためにはどうすればいいのか。

子どもの頃の自分、現在の自分、なにを選んでなにを選ばなかったのか。足りないものも満ちていたものも、すべては人生の中に。

密かに憧れを抱いていた隣人。その職場へ行ってみた。

人付き合いの悪い僕に声をかけてきた男。成り行きで二人旅に出ることになった。

眠レナイ夜ヲ、ドウシヨウ。精神病棟にいる青年の、ほんのひとときの脱走劇。

いなくなった彼女を求めて、僕は海辺へやってきた。ほんの短い掌編です。

友達を見舞った帰り道、万年筆を眺めながら物思う夕べ。夏の終わり頃のあの独特の蒸し暑さと切なさを感じてください。

もしも24時間後に地球が終わるとしたら。誰もが考えたことのあるお話。

満月の夜、突然あらわれたイケメン男。さえないサラリーマンの俺は奴にほだされて付き合うことに。いつの間にやら胃袋を掴まれ身体を掴まれ心まで掴まれて…… （BLですが普通のラブコメ…

だって、とても好きなのだもの。

浮気をしたら、恋人にバレてふられてしまった。当然のことだけど。

雪の中にたたずむあなたに一目惚れした。もう孫がいるような私だというのに。

どこへ行けば逢えるのかしら。

あなたに抱きしめられると、必ず見てしまうものがある。

いつだって私に恋をする男にはパートナーがいるのだ。

いつになっても帰ってこないあの人を待ちながら、私は壊れていった。

年上の女性と、年下の男の子。

詩のような、ポエムのような。

あなたは私を傷つけた。それも2回も。

部屋の片付けをしていたら出てきた親友との古い写真。今と昔が交差する。

あの喫茶室、今でもあるのだろうか。

男にふられた。寂しかった。私は。

学校へも行かず親からも愛されなかった少女が得た不思議な力。力を使う瞬間がおとずれたとき彼女は。

実の姉を恋い慕う弟、弟を愛する姉。常に手が届くからこその苦しみ、想いの行く末。

「永遠に終わらない冬」の番外編です。本編の最後にも掲載しています。

使い始めた可愛い万年筆。彼もまた万年筆を使う人だった。色とりどりのペンとインクが恋を彩る。