こんにちは、結愛りりすです。
馬の調教には実は色んな方法があります。
・引き運動:手綱を引いて馬を歩かせるトレーニング。
・乗り運動:人が馬に乗って歩くトレーニング。
・キャンター:襲歩(ギャロップ)より遅い速度で走るトレーニング。
・プール調教:脚への負担を最大限に軽減しながら、心肺強化や筋力アップをはかるトレーニング。
・追い切り:トラックや坂路などを襲歩で走るトレーニング。
引き運動や乗り運動はウォーミングアップ的な意味を持ちますが、それ以外にも歩き方を確認しながら脚部の状態を把握します。
キャンターは馬にとってはジョギングみたいなものです。追い切りのような過酷なトレーニングをして仕上がった場合に、調子を整えるための軽めの調教を行う際にとられる方法です。怪我や休養明けに最初に行うのもこれです。
プール調教は脚部に不安のある馬の筋肉を維持させるための調教です。馬体重が増えすぎた場合やリフレッシュさせる場合にも行います。
追い切りは本番のように走らせます。競馬場と同じようなダートや芝、ウッドチップなどのトラックを走らせたり、坂路を駆け上がらせたりします。
シュガルの屋敷で出来るのはプール調教と追い切り以外です。
追い切りは西門の外にある馬場に連れて行かなければ出来ません。レースが行われていない間は解放されていて、許可証さえあれば比較的自由に追い切りを行うことが出来ます。
プール調教はそこまで時代が進んでいないので、この世界の人々はやっていません。
ルノルノの普段の調教はキャンターで調子を整え、時々西の馬場へ連れて行って追い切りを行っています。
「風塵の碑」
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https://kakuyomu.jp/works/16817330667405923497