• 異世界ファンタジー

「風塵の碑」第51話のあとがきのようなもの

「風塵の碑」
https://kakuyomu.jp/works/16817330667405923497



 こんにちは、結愛りりすです。

 前回首飾りを作ってもらう時に髪束を絹糸で縛り上げて固定していました。

 絹の歴史は古いです。

 シルクロードなんて言葉があるぐらいですから、古来から中国の重要な交易品でした。

 絹を使い始めたのは一説では紀元前6000年と言われていますが、伝説的なので本当かどうかは分かりません。

 ただ紀元前3000年にはその生産は始まっていました。

 古代エジプト遺跡から紀元前1000年頃の中国絹の断片が見つかっていることから、もうその頃には交易があったということになります。

 古代ローマでも上流階級の衣服として着られていました。

 ただ贅沢品の代表として槍玉にもあげられやすく、初代ローマ皇帝のアウグストゥスは絹を禁止しました。

 五賢帝の一人、マルクス・アウレリウス・アントニヌスも妻の「絹のローブ買って!」というおねだりを拒絶して倹約の模範を示したという逸話があります。

 しかしこんな大人気の絹ですが、製法が西に入ったのは意外に遅く、6世紀に入ってからです。この頃に東ローマ帝国に伝わりました。

 さらに西に入るのはさらに遅く、1146年にシチリア王国で絹の生産が始まったぐらいです。

 きっと蚕を運ぶのが難しかったんでしょうね。



「風塵の碑」
https://kakuyomu.jp/works/16817330667405923497

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