こんにちは、結愛りりすです。
剣術の歴史は古くからあるはずなのですが、よく分かっていません。
日本では古墳時代中期に生まれた関東七派という7つの流派が日本初の剣術ということになっているので、5世紀頃には登場したということになります。
西洋においてはギリシア時代でも戦争はありましたし、その後もローマ帝国という強大な国家があった訳ですから、洗練された戦う技術があったことは明白なのですが、よく分かっていません。
現存する西洋剣術の最古の指南書は13世紀のドイツで書かれた「I.33]と呼ばれる書物です。
これにはブロードソードと盾のコンビネーションが主に記されているそうです。
14世紀に入ると、ドイツではヨハンネス・リヒテナウアーという剣豪が登場します。彼の教えは「ニュルンベルク手稿」と呼ばれる書に記されているのですが、外部からみても分かりにくくするために非常に難解な文章にしているそうです。それはともかく、彼の出現によりドイツ剣術は飛躍的に発展したと言ってもいいでしょう。
スピードと技術重視の殺人に特化した効率的な剣術だったそうですが、17世紀になると華麗なイタリア剣術であるレイピア術が流行したため、ドイツ流剣術は貴族達の間では野暮ったいものとして嫌われ、潰えました。