こんにちは、結愛りりすです。
奴隷契約でルノルノは手掌印を押さされましたが、そもそも印章というのは紀元前5000年のメソポタミアで生まれました。
エジプトでもスカラベ型の印章が紀元前3000年頃にあったので、印章の歴史は極めて古いものであることが分かります。
用途としては認証、封印、所有権の証明、権力の象徴などがありました。
日本でも「漢委奴国王」の金印がみられるように、AD57年頃にはすでに入って来ていました。
体を印章の代わりとする習慣もメソポタミアからあり、紀元前8世紀の粘土板に爪印と呼ばれる、爪の跡を自署の代わりに用いた例が見られます。
拇印は手掌印の簡略版と考えられ、日本でも平安時代には取り入れられていました。
指紋鑑定もなかったと思われますが、指を印章として用いる風習は意外に古いですね。