• 異世界ファンタジー

「風塵の碑」第27話 あとがき的な

 こんにちは、結愛りりすです。

 ラガシュマは百人に満たない極少数民族でした。

 現実世界の少数民族の人口は様々です。

 50以上の民族が住む中国で最小規模はロッパ族で、人口は3000人弱です。

 100人前後の民族を探してみると、2010年の国勢調査データですが、150近くの民族を有するロシアで、モンテネグロ族:181人、ヴォチ族:64人という方々がおられます。

 ケレキ族に至っては4人しかおられません。それも10年ぐらい前のデータなので、現在も存在しているのか分からないレベルです。

 多分、彼ら、彼女らの名前を一般的に知っている人はそんなにいないでしょう。よっぽどそういう趣味の人かその手の研究者ぐらいではないでしょうか。

 つまりラガシュマ族のアルファーン帝国における一般的な知名度もそのぐらいです。

 同じ語族の遊牧民だけが、伝承で語り継いで知っているという感じです。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する