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【設定資料】その59 津軽沖海戦時のシズ 「自称「未来人」の彼女は、この時代を指して「戦前」と呼称した」

 シズは、この海域で気を失ってしまいます。
 それは、原子爆弾や核爆発が伴う電磁パルスによる影響でした。
 未来の乗り物であるタイムマシーンが、この時代の兵器によって影響を受ける、というのもおかしな話に聞こえるかもしれませんが、人類は核兵器を保有する前と後とでは、大きく文明が異なると言えます。
 なぜなら、本来物理法則とは、この世界の「ルールブック」のようなものですが、核分裂や核融合と言った技術は、このルールブックの外側の話になるからです。
 つまり、人間が人間というプレイヤーとしてこの世界を生きる時に、壊してはいけない領域に達したことを指します。
 この現象だけは、未来人であってもAIであっても管理人であっても、少なからず影響を受けます、何故なら物理法則のやや外側の話とは「創造主」の領域であり、「神」の領域だからです。
 そのため、あらゆる文明は、この核兵器の開発に成功して以降は、別次元の監視対象となって行きます。
 特に、開発間もない時代の核兵器は、人類やそれ以外に与える影響をほとんど考慮せずに使用しているため、未来人にとっては逆に危険な存在となるのです。

↓ 「自称「未来人」の彼女は、この時代を指して「戦前」と呼称した」
https://kakuyomu.jp/works/16816452220196298271

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