雄介一行は、ケシャの港町でリゾートに行く予定でしたが、何故か馬車は国境沿いの古城へ向かいます。
そこで、それまで天真爛漫な女剣士で、パーティのリーダーだと思っていたマキュウェルの素性について知ることとなります。
この城には、東洋系の印象を受ける、ブルネットの髪色をした城の軍師「ベナル・アイラベル」が雄介を受け入れます。
このベナルは、ドットス王国でも屈指の天才軍師で、未だ20代の若さで既に階級は大佐、将来の将軍候補としてその勇名を馳せています。
高級貴族の出身で、マキュウェルやリラル達にとって憧れの「お兄様」でもあり、典型的な色男と言う裏設定がありました。
しかし、彼はその色気を、出世の道具とすることは一切なく、実力だけで上り詰めて行くため、この色男設定は、少し勿体ない贅沢な状態かもしれません。
「自称「未来人」の彼女は、この時代を指して「戦前」と呼称した」 ↓
https://kakuyomu.jp/works/16816452220196298271