緑茶

心の内側の「渇望」を具現化することで、人々は「感染者（ウーンガン）」と呼ばれる。 彼らを処理するため、組織からひとりの青年が、街に派遣される。 初陣となった彼に告げられたのは、そ…

【下記紹介文はこれを書き始めた当初の精神状態です！　今はけっこう元気だよ！】 抑圧　障害　病 いじめ　パワハラ　転職 壊れるにはあまりあるすべてを背負いながら おれは壊れずにこ…

かつて、ヒーローと悪役が、平和をかけて死闘を繰り広げる時代があった。 戦いはヒーローの勝利に終わり、彼らはその姿をどこかへと隠した。 人びとはようやく平和を手に入れたが、それを認…

王と僕が、出会って終わるまでの短いお話。 ◇ 一昨日、夢で出てきた内容をほぼそのまま書きました。 こういうの久々な気がする。

「ぼく」は、プレッシャーから一流企業からドロップアウトし、鬱屈した日々を送っている。 やることといえば、毎日ベッドから見える窓の外を眺めるぐらい。 そんなぼくは、ある時、その光景…

わたしはファミレスに居て、その男はわたしに、世界の理をとく。それはとても理不尽に響いたので、わたしは逃げ出した。そのときから、わたしは奇妙で不条理な世界に迷い込んでしまう。 世…

鬱屈した日々を過ごす主人公は、あるとき、吸血鬼と名乗る美少女、久遠とであう。その日から、彼/彼女の日々は一変する。日常非日常、人間と非人間の境界が崩れ去るとき、何を選び何を捨て去…

あ、別にころされません。比喩です比喩。 色々ミステリアスな、ファムファタル的な美少年に青春の決定的な１ページをおかしくされたいよね。そういう気持ちで小説を書くことにしました。割…

「皇国」の人工兵士「メトセラ」は、航空兵器「翔機」に乗り込み、「奏者」の操作する自動演奏機械「オートコフィン」による人工の音楽とシンクロして力を得ることで、相手国「蛮国」の「翼竜…

せんそうや、いじめのせいで、つまらない毎日のとおこちゃん。 とおこちゃんが家の裏の大きな木の根元で拾ったのは、ふしぎなめがねでした――。

戦争が、あらゆる企業による代理闘争と化した近未来。 「兵士の有用性」を訴える、とある企業が、自律兵器の闊歩する戦場に生身の兵士たちを送り込んだ。 「わたし」の恋人である「彼」もそ…

ある日、相変わらず上司からひどい叱責を受けた後、終電で帰宅する最中の「俺」。 代り映えしない毎日や、周囲や世の中に対する不満を、そしてそれ以上の自分への不満を抱えながらもんもん…

『ロケット』によって、一部の人々が宇宙に逃げ出して随分と時間が経っていた。 荒野と化した地上を逃げ惑うひとりの少女、追っ手。 そして、少女を守るべく現れる、『X丁拳銃の男』――。…

彼氏に浮気されるわ、嫌いな実家に呼ばれたわで散々な「わたし」。 現実は、車内ポスターのアクション映画みたいにうまくはいかない。 ため息ばかりのわたしの前に現れたのは何やら怪しげな…

その昔、女学校で起きた惨劇から生き延びた当時の生徒は真実を語る。 少女たちだけの楽園。誰もがそう信じていた、はずだったのに。

おれの名はアダム。『飢えた猛犬』の二つ名を持つ、ちょっとしたベテラン刑事だ。 ある雪の日、連続殺人犯を追っていたら、運に見放され、致命傷を負っちまった。 てっきりそれで死んだと…

かつて人類の様々な紛争などを解決してきた魔法少女たちはその強さゆえに人類と対立するようになり、やがて彼女たちを白眼視した人類によって魔法少女狩りが行われるようになった。 そのう…

少女――シャーリーは、離れ離れになった親友のエスタを追って、ロサンゼルスの「アンダーグラウンド」へ降り立つ。そこは異能の力を得てしまった人間たちが跋扈する、狂騒の都市と化していた…

シェルターに閉じこもった刑事と殺人鬼。二人の問答はやがて、舞台を変えて続く。

実際にあったことかどうかは想像に任せます。 久々投稿作。

その日、蔵前直次は怪獣「マガツ」により、すべてを失った。 のこされたのは妹、白羽のみ。 そして時が経ち、封印されていた「マガツ」が復活する。 対抗できるのは巨大人型兵器「ラクスチ…

皮肉とかではないです・・・

記者の「私」は、あるロケット乗りの男に出会った。 もはや、宇宙への旅が、憧れではなく、資源採掘のための過酷な労働の代名詞として語られる時代。そんな中にあって、彼は自身の仕事を希…

神の似姿である彫像を作ることを生業としていた石工は、ある日、他愛もない、農夫の娘に恋をした。だが、彼女は、神への供物として、山に捧げられてしまう。彼は娘を取り返すため、霊峰への登…

卒業式の準備をする「私」は、ふとしたきっかけから、心を壊して死んでいった姉の死の真相を知るため、姉の恋人だった男と過去を調べていく。そのうち、姉の「私」に対する、秘めたる思いが明…

傷ついた「私」が叔父に連れられてきたのは、同じように心に傷を持つ女達が共に暮らす施設だった。何もかもが満たされた生活の中、彼女の心は癒やされていくように思われたが、やがて、『ある…

４年に一度、海沿いにあるわたし達の街には、『大海竜』と呼ばれる怪物が、波とともに襲ってくる。２０２０年の夏。今年もまた、奴らがやってくる。大海竜の研究者を父に持つわたしは、彼が死…

市役所に勤めている「おれ」はある日、不可思議な男と出会う。そこで発生したいさかいから、おれは、ある不条理に巻き込まれる……。

その変わり果てた肉体にジャックインし、彼は終わらない夢を見る。黄昏の中の浜辺。永遠の中のひとかけらを無限に引き伸ばしながら、彼は夢を見続ける。 しかし、その瞬間も、いつかは終わ…

『I-CE-AGE』のスピンオフないしは前日譚。 ある少女が、失われた何かを内側に取り戻すお話。ちいさなちいさなおとぎばなし。

６年前の作品をサルベージしたため、掲載します。 セカイ系SF学園ファンタジーでしょうか。

過去作発掘企画５弾。 二人の少年があてのない旅を続けながら、世界の真実を発見する退廃に満ちた物語。

過去作掘り起こし企画第４弾。 青春における、何らかの喪失を描いた短編です。

過去作品掘り起こして掲載しよう第三弾。 今回は不気味意味深ホラーです。 「なんかわからないけど怖い」を目指しました。

２０１６年以前に書かれた小説を発掘したので載せようキャンペーン第二弾。 舞台は冬に閉ざされた文明崩壊後の世界。一組の少年少女が、無垢なまま淡々と生きている世界。しかし、ある思い…

２０１６年以前に執筆された小説を発掘、過去を振り返る意味も込めて発表します。 舞台は文明が滅び、都市が水没した世界。一人の少女が、鐘つき塔の上でただ一人、来るはずもない誰かを待…

あたしなんかじゃ、絶対に釣り合わないのに。 どうしてあの人は、あたしを連れて歩くんだろう。 今日、あたしはそれを、知ることになるらしい、です。

荒れる。

一人の少年の、わずかな人生の物語。何の意味もないかもしれないし、何かの意味があるかもしれません。

それなりに音楽聴いていたら、もたげてくる欲求。 「曲作りてえ」 これはろくに楽器も演奏も出来ない男が、「なんかそれっぽいアレを」みたいな妄想を、ほどほどの雑さでぶん投げていくコ…

投稿した日付などを見てください。 僕はアニメが好きです。

というわけで、ここ数年猛烈な勢いで洋楽を聴いている私です。 「音楽ファン」を自称するにはニワカもいいとこですが、ウォークマンの中身の充実具合は多少は自慢してもいいんじゃないかと…

この国は、とある脅威に晒されていた。 だが、それを知る者は誰も居ない。ごく一部を除いて。

ほかはいくらでもあるけど、ただ、そう――

きのう、自分が虫になって、クラスメイトに虐げられながら飼い殺される夢を見た。それが何を意味しているのかは分かるけど、明文化したくない。 俺はずっとこの手の夢を見続けている。