ワールズエンド・カーニバルシティ

作者 緑茶

108

42人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★ Very Good!!

獣人もいれば機械の人間、妖精、異形の姿をしたたくさんの人間たちが暮らすそこは、血界戦線を彷彿とさせます。個人的なイメージですが、このワイワイとした喧嘩や争い、馬鹿騒ぎの絶えない雰囲気は、ロサンゼルスというよりリアルのニューヨークを思い浮かべました。人種の坩堝ですし、常に価値観の違いや常識、個人の思想でガヤガヤしています。

なんだか私にはフィクションのようではなくて、現実世界のような生々しさが感じられました。物語としてはもちろん、最高に面白いです。

★★★ Excellent!!!

かっこいい、もうそれだけでいいじゃん。

こまけえことはいいんだよ!と有無を言わせぬような、雰囲気による殴り込み。そんな感覚です。
けっしてお上品ではない。汚い言葉も使うし出会う人は大体癖が強すぎるし純粋無垢な人間は一秒で窒息しそうな世界。でもそれがいいじゃない、フィクションなんだから呑まれてしまえ。
型破りでフリーダム。けれど人を惹き付けたら食らい付いて離さない。その乱暴さがむしろ心地よい小説です。

★★★ Excellent!!!

個人的な趣味もあるでしょうが、かなりビビッとくる世界観と設定に魅せられました。キャラクターがみんないいキャラしてて素敵です。細かいことより派手なこと、そして何より馬鹿馬鹿しいまでにカッコよさを追求した著者のセンスに感動致しました。これからの展開が楽しみです。

★★★ Excellent!!!

読んでいてまず思ったのが、作者のちょっと不思議な感性と、その中に見え隠れする圧倒的なポテンシャルでした。
作品の内容も疾走感があり、ストーリーもキャラクターも、そして世界観も斬新に斬新を重ねた王道(?)みたいな作品に仕上がっていました。

★★★ Excellent!!!

現代ファンタジーは幾つか呼んできましたが、今作はかなりのハイレベルだと思われます。ハイスピードなバトル展開、細かい物語設定や背景等が作り込まれており虜となりました。
特に気に入ったのは登場キャラクター達の濃さ。性格からキャラ設定から何から何までが濃い。この街のハチャメチャっぷりに負けない程の濃さ。だからこそ、この街で筋を通して生きていく事が出来るのかもしれないと逆に納得してしまう程に濃厚です。
そして狂気と正気の絶妙なバランス感覚で成り立っている世界観がとても素晴らしい。どちらかに転んでしまっても生きてはいけない。そんな気の緩めない雰囲気すらも、この物語の味を深める為のスパイスとなっております。
現代ファンタジーとなっていますが、SF小説にも負けない程の独特な世界観。異形が溢れる狂った世界、理不尽に立ち向かう少女の物語をお求めの方は是非一度お読みくださいませw

★★ Very Good!!

正確さも技巧もすっ飛ばして、このワクワク感とスピード感をとにかく楽しんで欲しい。

書けば書くほど
こういう風に見られたい、とか
売れ線のお作法に乗っ取って、とか
見栄とか体裁とかそういうものが心の中に増えていって
気が付いたら見失ってしまうものがある。

ここには自分の好きなものをまるごと詰め込んだ小説の「原型」を感じる。
読んだらきっと、ハッと目が覚めるはずだ。

★★ Very Good!!

まるでカオスの街に咲いた百花繚乱。
元LAの魔境よりお届けするのは、とびっきりの美女たちが、艶やかに世界を救う痛快奇譚だ。

危機に立ち向かう百戦錬磨のガールズ。彼女たちの「愛」と「絆」を求める戦いに、魅せられること間違いなし。

★★★ Excellent!!!

10年の歳月の中で変わらないものを追いかける少女は、正直「今更」である。
10年間変わらないものなんてそうはない、バンドは解散するし、親は老いるし、友達とは疎遠になる。
だが、少女は現実と向き合う覚悟を決めて足を踏み出した時にこそ。
騒乱喝采百花繚乱の舞台の幕が上がる。

さあ、変わらないものを追いかけよう。
変わったものを笑い飛ばそう。
このエンタメに耽溺しよう。