ワールズエンド・カーニバルシティ

作者 緑茶

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★★ Very Good!!

正確さも技巧もすっ飛ばして、このワクワク感とスピード感をとにかく楽しんで欲しい。

書けば書くほど
こういう風に見られたい、とか
売れ線のお作法に乗っ取って、とか
見栄とか体裁とかそういうものが心の中に増えていって
気が付いたら見失ってしまうものがある。

ここには自分の好きなものをまるごと詰め込んだ小説の「原型」を感じる。
読んだらきっと、ハッと目が覚めるはずだ。

★★★ Excellent!!!

10年の歳月の中で変わらないものを追いかける少女は、正直「今更」である。
10年間変わらないものなんてそうはない、バンドは解散するし、親は老いるし、友達とは疎遠になる。
だが、少女は現実と向き合う覚悟を決めて足を踏み出した時にこそ。
騒乱喝采百花繚乱の舞台の幕が上がる。

さあ、変わらないものを追いかけよう。
変わったものを笑い飛ばそう。
このエンタメに耽溺しよう。