「みよしの」というチェーン店が存在する。
僕も最近知った事なのであるが、どうやら北海道にしかないらしい。そういえば「みよしの」という名前の後ろに小さく「さっぽろ」とか書いてあった。
どういうお店なのかというと、ギョーザ屋さんである。
そして、カレー屋さんでもあるのだ。
「みよしの定食カレー」を頼んだならば、別々のお皿にカレーライスとギョーザが盛られる。
テーブルには福神漬けとギョーザのタレ、お酢、ラー油があるので、客がそれらを自由に使えるスタイルだ。
「みよしの盛りカレー」というメニューもある。
それはなんと、カレーライスの盛られている皿の中にギョーザも一緒に入れられているのだ。
タレの代わりにカレーのルーでいただくワケである。
不味そう?
とんでもない。めちゃくちゃ美味い😋
皮の中のネギやニラ、肉などの旨味と甘味が混じり合い、サクッとした焼きギョーザの歯ごたえの内側から、その汁が、溢れ出すのだ。旨みの強い。
そのギョーザに、カレーのルーが乗る。
昔、インド人が言った。「美味しいカリーは沢山の油と砂糖で作られているのであーる」
たしかに。
そういうカレーは多い。
だが、僕たち日本人は違うであろう?
やはり甘味は、タマネギから出るものが一番であるし、油が多すぎるとクドく感じる。
みよしののカレーはクドくない。その甘みも具材から出るモノが主だ。辛さで味を誤魔化しているわけでもない。
だからこそ、ギョーザに合う、のだ。
「みよしの」は道内の至る街にあるので、人類がコロナを克服出来た際には是非、立ち寄ってみて欲しい。
以上である。
https://kakuyomu.jp/works/16816927859413555828ps. なぜこんな事を書いたのかというと、今日は「ギョーザの日」であるらしい。
Twitterで、とある作者様に教えて頂いた。
感謝、である。