感受性高い人の世界、そしおもさんの更新、てちのお話し

まさかの前後編。そしてこんな夜中に。そしてお久しぶりです。

そして想いは隠される ―友達って顔してる残念女子高校生達5人の不安と恋とせつなさと―
てち「お母さんは悪くないよ。私にはお母さんがいるから」

第5話前編
https://kakuyomu.jp/works/16816927862378866800/episodes/16817139556637520971

第5話後編
https://kakuyomu.jp/works/16816927862378866800/episodes/16817139556637539199



 人見知りさんだったり、感受性が高く、不思議な人扱いされている人の世界をちょっと書いてみました。窒息しそうな社会を水の中にいるという表現にしましたが、どんなもんでしょうかね…。

 てちという子には思い入れが深く、なんだかたくさん書いてしまいました。2万字行っちゃったので前後編にしときましたが、それでも多いですね……。
 てちが安心としている世界は、世間からやいのやいの言われる同性同士のカップルの家庭を軸足にしています。友達もそういうところがあるので、安心していられるという設定。みんなちょっとずつてちだと思うし、私もあんなところがあるなと思うのです。
 私は旦那に何か言うと「わからん。お前の中では何かの物事の組み立てがあってその話になっていると思うけど、俺にはその過程がわからん」とよく言われます。わりとすっ飛ばすんですね。旦那ぐらいしか言ってくれなかった。そんな寂しさをてちに入れてみました。

 私は生みの親とか血族とか、そういうのはほっぽりだして、自分が思う良い人と一緒に暮らしたほうが幸せだと思う派です。これは母親に言われたのですが、自分をまず一番にたいせつにして、そのあと恋人、それから子供。親はそのあとで良いと。だいぶ人生で死にかけたときに言われましたが、チカじゃないけど720度ぐらい回転して、いまではそう思っています。なので、いまは母親と離れて暮らしています。お互いその方が幸せなんです。

 さて、やっとミステリになりました(笑)。いや、当初予定でしたのですの、この展開。いままでの伏線を明確化して、これからストーリーを転がしていきます。あの怪文章を書いたのは誰でしょう……。

 そして次回はなぜかのわきち回。ほぼネタバレですが「女装少年と女の子の恋愛は百合なのか?」という命題に私なりの答えを出してみたいと思います。


 メグミとチカについてはこちらをぜひにー。馴れ初めなお話しです。

メグチカ! 友達以上百合未満のゆるゆりぐらし
https://kakuyomu.jp/works/16816927859263267304


 さて。今回のBGMはPerfumeの『STAR TRAIN』。フォロワーさんと中田ヤスタカ話になって、久しぶりに聞いたもの。電車的なのはここから取っちゃいました。心細いような力強いようなとてもよいメロディーで、てちの感じている世界にぴったりなので、気になった方はぜひぜひ。

 次は宿題になっている「わりとどうでもいい創作論」です。待たせちゃってごめんね。

 それでは良い読書ライフをー。

4件のコメント

  • ましろさんのお母様、素晴らしいですね。
    私、実母とは長年ぶつかり合い、私の性格がねじ曲げるほど心に傷を負ってきたのですが、親にその事を訴えたら「情けない」「酷い」と泣かれました。仲違いのようになり、これで距離を置けると思ったら……時間が空くと、向こうから会いたい孫に会わせろとなるんです。その繰り返し。

    親子であっても価値観が違うことがある。最近では当たり前のことですが、私の親はそれを理解して受け入れるの、なかなか難しいようです家族とか親族とか世間体とか、かなり重んじてますから……

    本当に素晴らしいです。
    私も、子どもが独立したら、ましろさんのお母様のようでありたいと思いました。
  • 日埜和さん、ありがとうございます。

    私も母親も人生いろいろありすぎて、結果的にこんな結論になりました。それを出すのに30年ぐらいかかりました。母親はよくできた人と私も思うのですが、私とは回転数が合わない(ほぼ平野レミのような人)なので、子供の頃はよく祖母の家に逃げていました。

    それでも母親は離れているのが寂しいとはいうのですが、長く暮らすと私の具合が悪くなるのはお互いわかってて、旦那は私より母親との相性がいいので、私がしんどいときは間に入ってくれています。なので、あの手この手で今でも対処はしています(笑)。

    価値観が合わなければ逃げ出すほかないので、物理的にも金銭的にも離れるほかないかなと思います。互いに説得できる、理解してもらえると思わないほうが気が楽です。

    本当につらかったら信頼できる第三者を入れてください。弁護士でも役所相談でもカウンセラーでもかまいません。私のところは公的な機関(精神保健福祉センター)からの流れで、いいカウンセラーに当たって(家族問題扱ってる信田さよ子さんとこ)だいぶ助けられました。

    日埜和さんがおだやかな日常を過ごされることを祈っています。
  • ましろさん、いろいろありがとうございます(* >ω<)
    親子の立場になると、手放しで素晴らしいと言えないこともありますよね。そりゃそうですよね。安直な書き込み失礼しましたm(_ _)m

    やはり、色々あっての妥協点も必要ですし、人の助けも必要ですよね……第三者をいれた方が良いと、かかりつけ医にも言われてます。あとは、私が勇気を出すだけなんですけどね。

    しかし、回転数が平野レミのよう……確かにそれは、疲れそうです。きっと私だったら色々と追い付けない((( ;゚Д゚)))
    旦那様の存在、ありがたいですね。
  • 左京さん
    ぜひぜひー。私はこれぐらいのしっとりめの曲が大好きですー。Perfumeぽくはないんですけどね…。

    日埜和さん
    いえいえ、気になさらず。うちですら長くかかったのですから、日埜和さんとこはもっとたいへんだろうなと勝手ながら思っています。良い方向になることを願っていますー。そして書かれたものも楽しみにしていますー。
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