迷い、惑い、不安定に揺れている。
自分が抱える解決すべき問題が山積していて、
一つひとつ整理するだけでも心が折れそうになる。
きっと、逃げてしまうこともできる。
ミラン・クンデラの『存在の耐えられない軽さ』で、
人は弱くなるとより弱い方へと向かうように欲する、
という類のことが書かれていたように思う(曖昧)。
それを自覚しながら、より弱い方へと流れてしまうわけにはいかない。
整理する過程の一つとして、私は今、複数の作品を書いています。
『小説を書くにあたっての覚え書き』では、私が今までに学んだこと、経験したこと、感じたことを好き放題に書き連ねています。
『名のない人々』では、出会った人、偶然見かけた人、浅い関係にある人などを、好き放題に妄想をひろげて作り上げた人々について書いています。
『断片からなる銀河の星々の端にいる君はもう』では、最も抽象的かつ、曖昧な感覚をそのまま言葉に移したものです。
こうして、私は私自身の過去を順番に精算して、あらたに未来を築こうとしているのだろうと思います。
この度、久々に拙作が週刊ランキングの100位以内に入りました。
『小説を書くにあたっての覚え書き』
現代ドラマ週間82位になりました! 読んでね!
https://kakuyomu.jp/works/16817330651692273760/episodes/16817330651706868860過程にある私ですが、やはり人に認めてもらったり、読んでもらえるのはとても嬉しいです。
中途半端で、未熟で、稚拙ではありますが、それでも私にとっては愛おしい物語たちです。(とはいえ、そうでもないものもあったりするのですが……)
お読みいただいた方々、ありがとうございました。
そして引き続き読んでくださる方々、ありがとうございます。
いつか、過程ではない私を披露できたらと思います。一つの終着点のようなものを。
(そして、またそこが新しい出発点になるのですけれども……)