生活に大きな変化が起きました。
私の選択がこの変化を起こしたのか、
あるいは自然に、偶発的に生じたのかはわかりませんが、
その変化が、私に文章を書かせてくれました。
直近の生活における経験を反映して書いたものではありますが、
言葉が情景と心とのちょうど間で揺れているような感覚で、
思いのほか手がするすると滑らかに言葉を紡ぎ出してくれました。
書くには、書き続けなければならない。
でも、どうしても書けない時もある。
ようやく生き返りました。
止まっていた時間が動き始めた、
と陳腐な表現ではありますが、
まさにその通り、
私の時計があらためて動き始めたような感覚です。
日常にあまりに変化がないと、
言葉は身体性を持たないたんなる記号へと
希薄化していくような気がしてしまう。
言葉を私の身体にとどめるためには、
変化に身を委ねなければならないのでしょうね。
まあ、これからも継続して書き続けられるかはまだわかりませんが……
書いた散文詩。
よかったら読んでください。
『揺蕩』
https://kakuyomu.jp/works/16818093072953274483/episodes/16818093088628106337