風鈴

私は、しのぶ。 旦那と小学生の息子には、筋肉がないと笑われている。 でも、私だって頑張っているのだ！ 色々なトレーニング・グッズを試して。 え？ 試した結果は？って？ それは… …

3月10日に95才なった嘉市爺さん。 この年になっても元気、元気。 雪で道が通れなくなる冬以外は、毎日畑仕事を一人でやっている。 その元気の秘密とは？

マッチョで背の高い男は、こういう使い方もありますよ、という例。

KAC2023参加作品です。 彼女いない歴イコール年令の俺。 菅沼タツヤ、２５才。童貞。 彼女ゲットするため、マッチングアプリに登録した。 その名も【犬活】 俺は筋肉質で引き…

俺、しんいち。 俺の彼女は、俺の体に一目惚れをしたと、告白してきたほどの筋肉フェチ。 少しでも余計な肉がつくと、すぐに機嫌が悪くなる。 …彼女って、ほんとに俺のこと、好きなのか……

夜中、キツネのつねたくんと鬼の子のうらちゃんがやってきた。

　光源氏推しの女子高生が、クラスメートを名乗る男によって源氏物語の世界に転移させられた。それも物語最大の悪役「弘徽殿の女御」の妹、朧月夜（おぼろつきよ）にである。 　私は光源氏…

　子どもの頃、読んだ絵本のように夢の国の妖精に逢いたくて夜な夜な部屋を抜け出しては深夜の散歩をしていた私は、ある日路地裏に立っている扉を見つけてしまう。

俺の名前は、のぞみ。 漢字は、望。 だけど、人生はなかなか、望み通りには行かないらしい。 今日なんか、突然現れた刃物男のせいで、帰りが深夜になっちまったし、さ。 クタクタに疲れ…

【KAC20234：深夜の散歩で起きた出来事】大渕堂書店の閉店物語で挑戦中。

深夜の公園は静寂に包まれて、不思議な世界。 僕の愛と勇気の物語。

ただ深夜に散歩をしていた尚行。彼は周りで起きることにも余り関心がない。 ある日の散歩の途中、気まぐれに、ちょっとだけ興味を示して、大変そうな人の手伝いをしてみたのだが……

そんな相棒がある夜、妙なものを連れて帰って来た。 困るんだよなぁ。 こういうの。 どうしろっていうんだ。

KAC参加作品。 真夜中の散歩をしていると ずっと会いたかった人に会えた。 会いたかった人が喜んでいた。 もう少しでマスクを外せると！ 真面目なんだね。 歓喜するのも分かるけど…

異世界転生物語を書こうとしたら、こうなった。 どうして、カッコいい物語が書けないのだろう……

不思議な『貸本屋　せしゃと』で、絵本を読む約束をした私は、約束の相手が来るまで絵本を読んで待っていた。しかし、そこに来たのは、約束をした人ではなくて……。 KAC2023　…

『痾辟蟲《アメムシ》』なるモノは、ヒトの身体に卵を植え付ける禍々物《マガモノ》の中の一種であり、身体の内側からソレに喰われると、やがて人間は、ヒトならざるマガモノへと変わる。

　青木睦子はある“復讐”を果たすために雄星の前へ現れた。 　あの日の夕方、本を買いに行かせたのは睦子の従妹とその娘だ。彼女たちも雄星に恨みを抱いている。 　雄星は何でいるのか、と…

　酒と薬で徹夜を重ねて書き上げた原稿は〆切に間に合わず突き返されてしまう。失意と憤り、限界の心身で開いた扉の先には……。

退職者が立て続けに出たり。 休職者が出たり。 妙（たえ）の職場は、てんやわんや。 もちろん、妙達担当者は、現場の窮状を上司やマネージャーに訴えてはいたのだが… ※KAC2023…

俺、たつみ。高校生。彼女いない歴＝年齢････たはっ。 高校からの帰り道。 幼馴染のヨウコが、『今年のバレンタインの戦果』について聞いてきやがった。 知ってるくせに、イヤなヤツ。…

KACお題『ぐちゃぐちゃ』によせて。 朔月は些細なことで望と言い争い、家出してしまう。 『トラブルゲッター』のSSですが、読んでいなくても大丈夫です。 タグに「ほんのりBL？」…

実優はとある小学校に教育実習生として来ています。 気になるイケメンな同輩もいて、今回は少しおめかしをいて体験学習に参加しています。 なのに、なのに！ 何でこうなるの？

片付けできない夫の「ぐちゃぐちゃ」と、「ぐちゃぐちゃ」で痛い目見た上司のお話です。も〜、ちゃんとして！！

ここは、やがてなおる科病院。 今日の患者は、現在蔓延中の「ぐちゃぐちゃ病」

KAC2023参加作品です。 終末時計って誰が作ったの？ それって必要なの？ あと一分半じゃインスタントラーメン作れないよね。 じゃ、ぐちゃぐちゃにしちゃいましょう。

【KAC20233：ぐちゃぐちゃ】７７７文字挑戦中！ 大渕堂書店が閉店する。 文房具や雑貨の割引セール品を物色するためにケイコは大渕堂へ行った。 そして買ったものは——。 頭…

　侵略者に追われて逃げようとした抜け道への扉の先は、けれども本の並ぶ不思議な空間だった。

不思議な『貸本屋　せしゃと』で借りた本を返しに行くと、そこには先客がいた。 KAC2023　第二回お題「ぬいぐるみ」

独り暮しの母が亡くなった。 葬儀の用意をしなくては。 姉弟が母の家で見たものは……。

今年のKACは「書かない」と公言しておきながら、ついやっちまいました。 「書かない書かない」詐欺ですね、はい。本当にすみません！ きっと次回以降は書かないはずなので、寛大な心で…

階段から落ちたらまさかの『ぬいぐるみ』転生？って王道ラブコメ（予定）

【KAC20232：ぬいぐるみ】に７７７文字で挑戦中！ ミチルの友達はぬいぐるみのポンタ。 二人は明日閉店する本屋に出かけます。

美彩が同僚に貰った傘は、何度失くしそうになっても戻ってきていました。段々気味が悪くなってきた彼女は、傘を捨てる決心をします。 捨てた直後に、今度はテディベアを貰いました。このテデ…

　移動書店「BOOK MARK」を営む大森雄星はある公園の噴水の前で本を売っていた。 　夕暮れが近づく時、三歳くらいの女の子が「ちちんぷいぷい」という絵本を買ってくれた。そのサン…

母が入院することになった。 私には、お気に入りのぬいぐるみ、ハリネズミのハリーがいたが、母もとても気に入っていたようだったので、入院時の荷物の中に、コッソリと忍ばせておいたのだが…

ボクはいつも「ぬいぐるみ」と一緒だった。 今欲しい「ぬいぐるみ」があるんだけど、どうやったら手に入れられるだろう？

KAC20232参加作品 私の心を満たしてくれた。 それはピンクのクマのぬいぐるみ。

KAC20232の作品。 あまりわがままを言わないワタルが どうしても作って欲しいって言うから……。 君のために愛情を込めてひと針ひと針作ったよ。 毎晩抱いて眠るそのぬいぐ…

KAC2023 お題『本屋』によせて。 読みたい本ばかりが本棚にあるという、不思議な本屋のお話。

KAC2023 お題『ぬいぐるみ』によせて。 弥生の誕生日プレゼントを買いにやって来た理一のお話。 『嗚呼、愛しの絶滅種！』のその後のSSですが、本編を読んでいなくても大丈夫…

　私は娘の入学準備のために、久しぶりに本屋を訪れていた。 　そこで見つけた背表紙に、遠い昔のことを思い出す。 　でも、それは今も色あせない甘くてふわふわでぽかぽかと温かい記憶だっ…

本屋のレジの向こう1枚の絵。

札幌から引っ越してきた私は、散歩の途中で『貸本屋　せしゃと』というお店を見つけた。 「一冊100円。期間は10日。お金がなければ、どんぐりやガラス玉でも構わない」 ちょっと不…

恋人の死から一年。 私はまだ、笑顔になれない……

　移動書店「BOOK MARK」を営む店主兼書店員の大森雄星は見渡す限りの畑にポツンとある老人ホーム「極楽園」の駐車場で本を売っていた。 　BOOK MARKでは改造したバンに…

アニメオタク初心者の小林樹里は、いつものアニメ雑誌を買うために、いつもの本屋へと立ち寄った。そこでバッタリ隣のクラスの平田和也と出会う。 　彼は、樹里が一推しのアニメの主人公に似…