第十三話投稿は明日です。時間帯は未定ですが、いつも通り、7時台、17時台のどちらかに投稿予定です。次回は2番目に長い回です。
さて、第十二話の公開に伴って、今回はタイトルおよび各話タイトルの話です。
膨大な量の作品が投稿される小説投稿サイトでは、タイトルに制約があると言っても過言ではありません。皆様ご存知の通り、タイトルとあらすじでどれだけ内容を説明できるかです。当然、弊害でもありますね。
洒落た含みのあるタイトルでは、固定読者が付いていない限り、誰も読もうとしません。例えば、この『兄妹触手転生』が、『縛られた私達、蠢く俺達』や『世界よ、深緑色に染まれ』のようなタイトルだと今以上に埋もれてしまいます。それは、各話タイトルでも同様で、興味がないとその回を飛ばして読む読者もいるようです。もちろん、本作品は途中を飛ばしてしまうと、後に必ずそのシーンが繋がってきますのでオススメしません。
そのような中でもタイトルを工夫する方法はあります。ただし、目的は興味を持ってもらう方ではなく、含みのあるタイトルにする方です。洒落ているかは分かりません。
第十二話のタイトルが最も分かりやすいかと思います。ここまでしっかりお読みいただいた皆様であればお気付きの通り、このタイトルは、その回をそのまま表しているだけではなく、複数の意味を持っています。その意味をここで披露するのは容易いですが、流石にそれはしません。ただ、このような方法があるとだけ、ご理解ください。
決して多くはありませんが、第十二話に限らず、他の話でもそのようなタイトルはあります。また、本作品タイトルも例外ではありません。読了時にはそれが分かるようになっていますので、最終話までご覧いただければ幸いです。もちろん、推察すれば、途中でもある程度は想像できるようになっています。よろしければ、チャレンジしてみてください。