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【自主企画2】雑記&感想


【タイトル】
 di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~

 読みます。タイトルが特徴的。
 まず初見の印象で、プログラム言語っぽいなぁと思いました。
 =VRMMORPGの話かな? とも。

 もし内容が違うのであれば、この時点で誤解を与えかねないし、逆にプログラムに関して未経験の読者であれば「なんでこんなタイトル?」と思われるかもしれないので、タイトルに関しては、もう少し考える余地があるかもしれません(賞に応募するとかなら)

 ・23万字。長編。メモ書きと感想書きにわけます。

 ・キャラクターの名前に違和感。藤咲メイシア。

 ・これ、和風、中華ファンタジー、だよね?
 ・タイトルと中身があって無くない?

 ・シャトーア=貴族 オリジナル言語?
 ・国=大華。単語で「メイド」とかの外来語。
 ・オリジナル言語も混じる。世界設定が既にブレてる感じが。

 ・イメージ=「アルトネリコ」みたいな世界観??
 ・「絵」がほしい。イメージボードを見つつ、話に入りたい。

 ・冒頭から読み直してみる。

 ・だいぶ頭の中に入ってくる。学校の教科書のように、意識的に文脈を追わないと、内容が入ってこないと思います。
 ・冒頭から登場人物が多い。人名だけに限ると5人を超える。特殊な世界観で、特徴的な名前と舞台背景が用意されているので、まずそれらを把握するのに、相応の柔軟性と理解力を求められる。

 ・物語に没入させる為に、冒頭の展開は変えた方がいいのかなと思う。
 
 ・世界観。コンピューターとかバリバリでてきた。
 上海都市とかの、サイバーパンク系統……なのかな? あってる?

 ・第1章まで読みました。
 お話が複雑。まず「王たるものの設定」があり、その設定を利用して、利権獲得と、組織拡大を狙う「斑目一派」が物語上の絶対悪であり、主人公らルイフォンの組織は凶賊ではあるものの、イメージ的には義賊であり、そこに「女王」の戴冠式の花嫁装束を用意するために、貴族の二家が裏で暗躍していて……と、これらの要素がまとめて三人称視点の文体で説明されるので、まず【理解のための総合力】を求められる。

 ここを乗り越える、あるいは把握できると、割とシンプルな形に落ち着く。いわゆる「お家騒動」と、それに関連した「ギャング」の話。

 ただ、特殊な舞台背景(黒髪黒目は王に選ばれるとか)があって、その特殊な設定が、物語への理解度を妨げる足かせにもなっていると思います。

・物語が複雑になっていると予想される要因。
  作者さんの中で、各要素の【優先順位】が割り振られていない。

作品の現状がおそらく
 特殊な世界観:【重要】
 キャラクターの背景:【重要】
 対立する組織図:【重要】
 王と貴族の設定:【重要】

 こんな感じに、どれもが均一になってしまっている印象を受けます。
 【優先順位】が、均一になってしまっているから、各要素を文章で繋げて説明しようとしてしまっている。これを、

第1章:

世界観:
 主人公が良く訪れる場所【重要度:中】
 その他:【重要度:この章はなし】

キャラクター:
 見た目、特徴、性格:【重要度:大】
 キャラクターの背景【重要度:小】

組織図:
 味方陣営の説明【重要度:小】
 敵陣営の説明【重要度:この章はなし】
 王と貴族の設定:【重要度:この章はなし】


 こんな感じで、もうちょっと、細かくわけてみるといいかも。
 できれば、自身の持ち点を【10】と割り振って、小なら【1】、中なら【2】、大なら【3】とか、意識的に説明すべきものの優先順位を決めて、書くものと、そうでないものを、きっちり分けてしまう。
 あくまでも、わたしの職場でのやり方。タスクを細かく、小さくする。時間内にできないと思ったものは、やらない。

 それから普通の人は、覚えることが4つ以上になった時点で、1つ目を忘れはじめる。メモを取るのが普通。
 小説を読むときは、普通はメモを取らない。興味があれば4つ以上を覚えていく。興味がないものは、普通は忘れていく。

 1章までの物語の感想としては、内容を理解すれば面白いし、これからも面白くなるとは思う。ただし、作品自体の難易度がとても高い。
 読む方も結構たいへんだし、さらにこれを完結させねばならない作者さんは、相当の労力と筆力が要求される様に思います。

 続きを読みます。

 2章であらすじがでてきたので、整合性を確認。
 黒髪黒目が王様じゃなかった。金髪碧眼。
 ということは、キャラクターって全員、日系人で良いのかな?
 ヒロインの藤咲メイシアとか、もう完全に、金髪碧眼ゆるふわガールで脳内変換されてしまっていたんだけど…。

 2章まで読みました。続きは明日。

1件のコメント

  •  作者の月ノ瀬静流です。
     お読み下さり、どうもありがとうございます。
     本当に、ありがとうございます。
     作品へと入っていくのに、大変、苦労されたことがメモから伝わってきました。「無理です。読めません」と返されても仕方なかったのに、読んでくださってありがとうございます。

     この作品は「既存の概念を上手に使わず、我流を通しすぎて、必要以上に複雑にしている」ところがあると思います。書き始めた当初は思うがままに書いてみたかったのです。
     が、今では、もう少し書き方があったのでは、と思っています。
    (貴族に独自のルビなんて要らない、など。書き始めたときは、どこの国の貴族制度とも別であることを示したかった。それだけの理由。
     キャラクター名も特定の国に偏らない無国籍状態にしたかっただけ)

     そして、情報過多の上、情報の出し方が下手なんですよね。
     情報への「重さ」の配分のお話、大変、ためになりました。他の方への感想で、感情のプラス・マイナスのお話もされていましたが、数値化という手法、心に刻みます。

     タイトルについては、良くないと思います。わけが分からないですから。
     何度も変えようと思いつつ、これ以上のものを思いつけず、そのうちに愛着が湧いてきて現在に至ります。(でも、この前、一区切りのところで、やっぱり変えようかと考えていたところでした)
     カタカナだけにして、日本語の副題を入れるのが妥当なのかな、と思うのですが、お気づきになられた通り、コンピュータ言語のイメージがありました。(だから、本当は「~ ~」の部分は「/* */」あるいは「// 」正しいのですが、さすがに変だと思いました)カタカナだけだと「;」を入れられない。かと言って、アルファベットは、ぱっと見た瞬間に頭に入りにくいんですよね。
     他のものを思いつかないかもしれませんが、悩んでみます。

     続きを読んでくださるとのこと、嬉しいです。先に進むにつれ、ご感想が変わってきそうな気がします。
     見せ場と思って書いている箇所が、この先に幾つかあり(見せ場のない話なんてないと思うので、当たり前かもしれないのですが)、そこを読んでくださったら良いなと思うのですが、読み進めるのが苦痛だったり、時間がなかったり、他の参加作品を読みたいと思われたり、ご都合があると思います。無理は申しません。
     近況ノートを楽しく読ませていただいております。興味深いことや、ためになるとがたくさんありました。(第1回目の企画のときは、他に参加していてので見送ったのでした。今回、参加できて良かったです)
     いろいろと、どうもありがとうございます。
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